「熊本・植木町のハウス野菜!」
寒さに負けず元気いっぱい
熊本県植木町 パプリカ、ナス、キュウリ農家
吉岡、堀、田中さん
熊本県のあんしん新鮮野菜
今回は全国的にスイカやメロンの名産地として知られる熊本市植木町の生産者さんを訪ねてきました。それぞれのハウスの中で採れたての野菜を丸かじりさせていただいたのですが、これが言葉に出来ないほど美味♪冬の厳しい寒さにもへこたれない生命力いっぱいの野菜は何もつけずに食べても力強い旨みと甘みを感じさせてくれました。会員の皆さまにも、この驚きと喜びを味わっていただけたらと思いますのでぜひキュウリやナスやパプリカは、生のまま召し上がってみて下さいね。
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果実のようにジューシーなパプリカ
ずっしりとした手ごたえと華やかな香り。もぎたてのパプリカにかぶりつけば、ザクッ。ジュワッ!小気味良い音と共にまるでフルーツのような甘酸っぱい果汁が溢れて…。「パプリカってこんなにジューシーな野菜だったの?」と目からうろこ!そのおいしさの秘訣とは?実際に「九州野菜王国」にパプリカを提供していただいている、熊本県のパプリカ生産者・吉岡さんにお話しを伺いました。吉岡さんのビニールハウス内は、一年を通じて17~25℃t程度と、春のような心地よい気温・湿度が保たれています。「夜は三重にシートを被せて暖かく、日が差してきたら気温に合わせて調節します。パプリカにとって最適な環境を用意してやるのが自分の仕事です」と笑顔で語る吉岡さん。
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採れたての味わいと彩りに魅せられて!
パプリカは、南アフリカ原産、ナス科の野菜。現在でも消費量の九割が、韓国やオランダからの輸入に頼っています。そんな状況下で、なぜ吉岡さんはパプリカの栽培をはじめられたのでしょうか?「知り合いの農家さんが、10年ほど前にパプリカを育てはじめたんです。私自身もあまり馴染みのない野菜でしたが、一度もぎたてを食べさせてもらったら、すっかり感動してしまって。鮮やかな天然の色とみずみずしさ。そして青臭さをまったく感じない甘い果肉に魅せられて自分も育ててみたいと思いました。」と力強く語ってくださいました。
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寒暖差が美味しさの決めて!ツヤツヤの植木ナス
ムワッと熱気のこもった、堀博文さんのハウス。ツヤツヤと輝くナスをもいでみると、ちょっと意外な香りが…。まるでリンゴのように甘く、爽やかな香りが漂ってくるのです。!たまらず一口かじってみると、やはりフルーツのような甘味とシャキッとした歯応え。生産者である堀さんに伺うと「ナスが本当に美味しくなるのは秋以降。寒い時期のナスは昼と夜の寒暖差によって甘みが増すんですよ」と教えてくださいました。
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植木のきれいな水で育ったみずみずしいキュウリ
黄色い可憐な花と、50㎝ほどの小さなキュウリ。この赤ちゃんキュウリを大切に守り、育てているのがキュウリ栽培の達人こと、田中智和さんです。「今は秋冬向けの寒さに強い品種を作っています。とはいっても、暖房はガンガン入れてますが(笑)重油代は、とんでもなく高いけれど、1年を通じて美味しいキュウリを出荷するために、踏ん張らないと」と田中さん。「キュウリ独特の味と濃い緑を出すためには、葉や実の色を見極めながら丁寧に世話をしてやらんとね」と愛情いっぱいにキュウリを見つめます。さらに、水分たっぷりのキュウリは、鮮度も美味しさの大切な要素。収穫方法から出荷のスピードまで、細心の注意をはらってるといいます。その日の朝に収穫したものを午前中には出荷してしまうのだとか。その後は、私たち「九州野菜王国」のスタッフが夕方までに梱包、発送。早い地域では、翌日にお届けしているんです。
食べたら元気が湧いてくる!
パプリカ生産者、吉岡さんをはじめ、今回ご紹介した三軒の農家さんは、すべて減農薬・低肥料の基準を満たしています。だから皮ごと食べても安心なんです。厳しい基準をクリアーして、大切に育てられた熊本・植木の野菜たち。いち早く皆さまのお手元へお届けするため、これからもより一層頑張ります!